江西省

廬山

第22の省 江西省に到着です。おめでとうございます!

★概要

長江中下流の南岸に位置し、中国最大の淡水湖、鄱陽湖を擁する江西省。鄱陽湖は中国名山に囲まれ、廬山と井岡山、竜虎山、三清山を映し出し美しい風景を作り上げています。中国国内だけでなく、ヨーロッパの要人達が競って別荘を建てる程に、環境の素晴らしい場所です。 また景徳鎮は古い磁器制作史と、それによる磁器文化をもって広く世界に名をはせています。省都は南昌市。

人口:4519万人(2020年)

友好都市:岡山県

★歴史

1911年(宣統3年)、辛亥革命が勃発すると省域には多くの軍政府が設置された。主要なものとしては10月24日に九江新軍による九江軍政分府が、11月1日には南昌新軍により南昌軍政分府が設置されている。これ以外にも袁瑞臨三路都督、鄱陽都督、贛州都督、萍郷都督などが成立している。1912年(民国元年)、各軍政府は解体され、江西都督が全省の軍政を掌握、12月には民政長を任命し下部に内務、財政等の各司が設置されている。1914年(民国3年)5月、民政長は巡按使と、1916年7月には省長と改称されている。

1916年(民国15年)11月12日、国民党江西省党部は江西省臨時政治委員会を組織したが、3月26日には武漢国民政府により江西省政府が設置され、2つの行政組織が並存することとなった。9月、武漢政府が南京政府に合流すると、江西省は南京国民政府に帰属した。

1937年(民国26年)、日中戦争が勃発すると江西省は日本軍により占領、汪兆銘政権の統治下におかれた。1945年(民国34年)の日本の敗戦と汪兆銘政権の崩壊により中華民国は施政権を回復したが、1949年(民国38年)5月22日に省会の南昌市が中国共産党により「解放」され、中華民国は実効支配権を喪失している。

★天天中文講師
★観光地

騰王閣

南昌民俗博物館

廬山如琴湖

五老峰

景徳鎮民窯博物館

龍珠閣

江湾鎮

廬山天橋

龍虎山

★名物料理

江西料理(こうせいりょうり、中国語 江西菜 Jiāngxī cài、贛菜 Gàn cài)は、中華人民共和国江西省の地方料理。醤油ベースで、味が濃く、油を多く使い、素朴な料理という特徴がある。江西省の特色ある食材としては、鄱陽湖(はようこ)周辺で取れるタカヨモギ(中国語「藜蒿」)やヒメシラウオ(「銀魚」)、泰和県の泰和烏骨鶏、大余県のツクシガモ(「麻鴨」)、廬山の岩茸(「石耳」、「岩菇」)、渓流に住むスピノーザトゲガエル(「石鶏」)、広昌の蓮の実などがある。南豊県特産の蜜柑もデザートによく使われる。調理油として、ラード、菜種油、ごま油の他、地元で取れる油茶のカメリア油が多用される。

調理法では総じて他の地方よりも煮物、蒸し物が多く、油で揚げてから煮たり、長時間煮込んだり蒸したりしてやわらかく、しっかりとした味付けで食べられるような料理が多い。「煨湯」と呼ばれる壷蒸しスープもその一例である。炒め物は賽の目切りなど、細かく切って調理するものが多い。特色ある調理法として「粉蒸」と呼ばれる、粗く砕いた米と食材をあわせて味をつけて蒸すものがある。また、芋類をマッシュして米粉を加え、団子にしたり、穀物をペースト状にすることもよく行われる。

藜蒿炒臘肉(アカザとベーコンの炒めもの)三杯脚魚、炒石鶏、炒勺子肉、圓籠粉蒸肉、清蒸金絲荷包鯉魚(コイ)、鄱陽湖獅子頭(大きなミンチボール)など。

★著名な大学

南昌大学

華東交通大学

江西農業大学

江西師範大学

江西財経大学

江西理工大学

東華理工大学

南昌航空大学

景德鎮陶瓷学院