江蘇省

蘇州同里水郷

第33の省 江蘇省に到着です。おめでとうございます!

★概要

長江の河口域であり、北部は淮河が流れ黄海に面する。名称は江寧府(現南京市)の江と蘇州府の蘇による。省都は南京市(中華民国政府が公表している省都は鎮江市)。略称は蘇。

北部を山東省、西部を安徽省、南部を浙江省・上海市と接する。東は海に面する。省南部は長江下流デルタ地帯を形成し、中国で三番目に大きな淡水湖である太湖を有する。

京杭大運河が省域を南北に縦貫し、水路が網の目のように発達している。

言語は長江を境に、北側は官話(普通話)圏、南側は呉語圏となっている。但し、長江以南の南京市は官話圏である。

人口:8,475万 (2020年)

★歴史

春秋戦国時代には呉・楚などに属し、秦は東海郡・会稽郡などを設置した。三国時代に南京が呉の都となり、六朝時代にかけて経済開発が進んだ。唐代には揚州・徐州の域に属した。明初には南京に都が置かれ、省域は応天府として南京に直属した。北京遷都後も同様であった。清初には安徽省とともに江南省が設置されたが、1667年江蘇省と安徽省が分置された。江蘇の名は江寧府と蘇州府から来ている。民国時代にも南京が首都となったことがある。解放直後には南京直轄市と蘇北・蘇南行政公署区に分割されたが、1953年江蘇省が再置された。

★天天中文講師
★日本との姉妹都市関係

★観光地

蘇州同里水郷/呉江

南京明孝陵

南京中山陵

連雲港花果山観光地

無錫清名橋古運河

揚州個園

★名物料理

江蘇料理(こうそりょうり、中国語 江蘇菜、江苏菜 ジアンスーツァイ Jiāngsū cài、あるいは蘇菜、苏菜 スーツァイ Sū cài)は、中国の江蘇省に発祥した郷土料理で、中国八大料理(八大菜系)のひとつ。上海料理の原型であり、明の都であった南京、豪商が贅沢な料理を生み出した揚州、文人が多く集まった蘇州など、各地で異なる料理がある。

南京料理(金陵菜・京蘇菜)

 塩水鴨 - ゆでたアヒルの塩漬け

 南京三叉 - 子豚・アヒル・ケツギョのチャーシュー

淮揚料理(淮揚菜)

 清蒸鰣魚 - ジギョの蒸し物

 水晶肴肉 - アスピックに似た冷菜

 白汁鮰魚 - 鮰魚(レイオカッシス・ロンギロストリス、Leiocassis longirostris。ギギ科)の白濁スープ煮

 大煮乾絲 - 細切りの押し豆腐のうま煮

 獅子頭(zh) - 巨大肉団子のスープ蒸し

 三丁包子 - 鶏肉・豚肉・タケノコのさいの目切り入り包子

 揚州炒飯 - 揚州の川エビ入り五目炒飯

蘇錫料理(蘇錫菜)

 松鼠桂魚(zh:松鼠鱖魚) - ケツギョのから揚げ甘酢あん掛け

 乾炸銀魚 - シラウオ類の天ぷら

 焼划水 - アオウオの尾の煮付け

 蝦仁鍋巴 - おこげのエビあんかけ

 䰾肺湯 - メフグの肝臓と肉と金華ハム・シイタケ・タケノコのスープ

 無錫排骨 - 無錫風スペアリブの甘酢煮

 叫化鶏 - 乞食鶏 

徐海料理(徐海菜)

 霸王別姫 - 親鳥とスッポンのスープ

 彭城魚丸 - 徐州の鯉のつみれスープ

 (飠它)湯 - 焼餅を入れて食べるチキンスープ 

★著名な大学

南京大学

南京師範大学

揚州大学

蘇州大学

南京航空航天大学

中国薬科大学

南京理工大学